【家でできる備蓄】ローリングストック法の上手なやり方

非常食コラム
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ローリングストック法

ローリングストックとは、備蓄したいものを普段から多めに購入しストックしておき、使ったら買い足すことを繰り返す備蓄方法となります。

備蓄と言えば「わざわざ無理をして購入し置いておくもの」というイメージが強いと思いますが、ローリングストック法を使うと「在庫を切らさない」ことだけを意識すれば自然と備蓄ができるので、非常にラクな方法となります。

また非常食と言えば『特別なもの』という意識が強いですが、普段から使いまわしていれば特殊な災害用食品を購入しなくても、スーパーでも買える賞味期限の長いレトルトや缶詰を使いまわせば問題ありません。

またローリングストック法のメリットとして、賞味期限切れが起きにくい点が挙げられます。

災害用の備蓄は普段あまり見ませんので、中身のチェックができていないことがあります。 特に非常食の賞味期限が非常に長いこともありチェックを怠り、いざと言う時に賞味期限が1年以上過ぎていたということも起こりえます。

しかし常に使い回していれば常に新しいものがストックされるので、賞味期限を気にする必要がありません。

ローリングストックしておきたい食品

備蓄用としてローリングストックする食品の基本として、以下のようなことが挙げられます。

  • ある程度は賞味期限が長いもの(できれば1年以上のもの)
  • 常温で保存できるもの
  • 開封に手間がかからないもの
  • そのまま常温でも食べることができるもの

非常時に最初に食べるのは冷蔵庫の中のものから

災害時は電気・ガス・水道は使えなくなることが基本です。 そのため災害時の食事として、一番に食べなければいけないものは冷蔵庫や冷凍庫の中のものです。 すぐに復旧する程度の災害であれば良いですが、1日以上電気の復旧が見込めない場合、中のものが傷むことは時間の問題です。 特に生鮮食品や冷凍品については、早めに食べなければ腐って無駄にしてしまいます。

そのため災害時には蓄えた非常食ではなく傷みやすいものから順に食べていくことになり、非常食を使うのは最後の手段となります。

手軽にすぐに食べられて保存のきく食べ物が備蓄の基本

カレーやレトルト食品、また缶詰など保存のきく食品は沢山あります。 封をあけてそのまま食べることが出来るのも、缶詰やレトルト食品が非常食に向いている理由の一つでもあります。

またフリーズドライの味噌汁やスープなどは、お湯を注ぐだけで簡単に野菜を食べることができますので、ストックしておくと栄養バランスを保つことに役立ちます。

『防災備蓄』と考えずに普段食べておいしいものを買う

防災や非常食と考えるとおかゆや魚缶などどうしてもそれっぽいものを選びがちです。

確かにおかゆや魚缶も非常時には大事な食料となりますが、普段の食卓に並べるとしてそれしかないのも困ります。

ローリングストックで大切なことは、普段の食事に取り入れやすいもの、またそのまま出してもおいしいものであることです。

他に味付けや調理をしないとおいしくないものは、非常時にもおいしく食べることはできません。 おいしくないものは消費されにくく、ローリングストックでも残ってしまいがちです。

今は惣菜系のレトルトや缶詰が沢山ありますし、ごはん系も炊き込みご飯やリゾットなど味付けされたものが沢山あります。 仕事で忙しくて料理が出来ないときや、休みの日の朝食やランチとして手軽に食べることができる食材をストックすることがローリングストックを上手にするコツとなります。

お水は必須!お菓子のストックも重要なポイント

備蓄品として絶対あったほうが良いものとして、水のストックは絶対です。 災害時に水道がストップした場合、水をいつ供給できるようなるかは分かりません。 大人1人1日2~3L必要となりますので、それを最低でも3日分は確保しておきましょう。

またお菓子ですが、お菓子も立派な非常食となります。 普段からお菓子を食べている人や子供のいるご家庭の場合、お菓子も備蓄としてある程度切らさないようストックしておくと便利です。

どれくらいの量をストックしておくべき?

ローリングストックの場合、どれくらいの量をストックしておくべきか悩むかと思います。 様々な種類をローリングストックの対象としていた場合、1種類につき2~3個在庫としておいておき、1個使ったら買い足すといった方法を使えば、もし1個使っても家にはその製品が必ず1~2個はあることになります。

使いきったら買い足すよりも常に在庫がある状態にしておけば、うっかり切らしたままだったという事を防ぐことができます。

家族で使うストックの量

家族分のローリングストックで常に備蓄しておきたい量は、やはり非常時に使う家族の人数分です。

例えば4人家族だった場合、レトルト食品は4人分×3日分と言ったように、実際に必要な分量をストックしておく必要があります。 買い足しをするにしても、使いきったまま切らさないようにしなければいけませんので、常に3日分が備蓄としてある状態にしておく必要があります。

家族が多いとストックしておく量もかなり多くなってしまいますが、最低でも3日分生活できるストックを準備しましょう。

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