
今回ご紹介の非常食はコチラ『どんなときもウメとごはん ウメ缶』『どんなときもワカメごはん ワカメ缶』です
ずっと気になっていた和歌山の梅とお米でできた非常食缶『どんなときもウメとごはん』をとうとう入手!今回はどんなときもシリーズのワカメ缶と一緒に実食したいと思います。
和歌山の梅干し専門店が作った備蓄食
和歌山といえば紀州南高梅が有名ですが、この『どんなときもウメとごはん ウメ缶』は、特選梅干認定審査委員会の定める厳しい品質基準をクリアし「紀州特選梅干」の認定を受けた梅干しを製造販売している永岡食品株式会社が運営する「梅干専門店うまい梅のながおかや」で販売されている製品です。
ウメ缶にはアルファ米と一緒に梅干しが丸々1個入っているということで、この梅もかなり期待大です!
アルファ米もワカメも和歌山産
アルファ米に使用されているお米も和歌山県産で、なんとワカメ缶に使われているワカメも和歌山県産!
しかもワカメは、とれる量が少ないため地元紀南地方以外には出回らない希少なワカメひとはめを使用、しかもワカメに使用されている塩も熊野の自然海塩と、すべてにおいて和歌山県産と、かなりのこだわりが見えます。
賞味期限は5年
こちらの製品はもともとアウトドア用に開発された製品のようなのですが、賞味期限は製造から5年ということで、防災備蓄にも最適です。
しかも缶なので、積み重ねての備蓄もしやすく、小さくコンパクトで軽いので非常用持ち出し袋にも入れやすいです。
どんなときもウメとごはん ウメ缶

これまでアルファ米といえば、アルミのスタンドパックが主流なのですが、こちらは珍しい缶詰タイプです。
プラスチックの蓋が付いた缶で、思ったよりも小さい印象です。
サイズはΦ750mm✕高さ60mmで、市販のサバ缶くらいのサイズです。
蓋がついているので、備蓄中も衛生的に保管ができます。

ラベルには作り方や原材料、栄養成分表などが記載されています。

缶蓋はプルトップなので、缶切りは不要です。
開封すると、スプーンらしきものと梅干しっぽいものが見えます。

取り出してみると、大きな梅干しが出てきました!思っていたよりも大きいです!
アルファ米も梅干しも全て小袋に入っています。

スプーンは折りたたみ式で、折り畳まれた持ち手の部分をまっすぐに伸ばせば、スプーンの組み立ては完了です。この小さい缶に入っていただけあり、デザート用スプーンくらいの小ささです。

まずはアルファ米を袋から出して、缶に入れます。※梅干しはまだ入れません。

次に缶にお湯、もしくは水を入れて、アルファ米を調理するのですが、注水線が外に記載されています。
ちょっと分かりにくいですが、なんとなくこれくらい?の量を入れていきます。ラベルに記載された作り方には、「缶上部から1cm付近」とありますので、それを目安にしたほうが分かりやすいかもしれません。

お湯、または水を入れるとスプーンでしっかりとかき混ぜます。
お湯をいれると缶が熱くなります。やけどの恐れがありますので、お湯を使う場合はやけどには十分注意してください。
底のほうからしっかりかき混ぜることで、底のほうまでお湯を行き渡らせ、できあがりの食感を均等にします。

かき混ぜたら付属のプラスチック蓋を被せ、お湯ならば15分〜20分、水ならば60分待ちます。

今回はお湯で作りました。15分経過し、蓋を取るとこんな感じです。缶のほうが熱伝達がいいからとかあるのでしょうか、これまでのアルミパックのアルファ米と比較すると、できあがりがなんだかふっくらしているように見えます。

食べる前にごはんをよくほぐします。缶が小さいので、ほぐしている間にごはんが落ちてしまいそうになるので、床にこぼさないよう慎重にほぐしてください。
よくほぐしたら、お待ちかねの梅干しをどんと乗せて出来上がり!
ごはんはこれまで食べたアルファ米の中では、ダントツのモチモチさ!これは品種によるものなのでしょうか。もちもち加減が最高です。
そして梅干し!これがかなりの酸っぱさ!
食べると塩の結晶でジャリジャリするのですが、これがまた最高の塩気です。ちなみに梅干しの食塩相当量は19gと、かなり高塩分!塩分を控えないといけない人にはかなり厳しい食品ですが、そうでない人にとってはご馳走の梅干しです。
久々にこんなにガツンとくる酸っぱい梅干しを食べました。うまい!
お米の量は半合分
缶に入っているお米は半合(60g)です。他メーカーのアルミパックのアルファ米が基本的に100gなので、どんなときもシリーズのごはんの量は少なめです。
おかずや味噌汁などを追加したいところですが、塩気が強いので、満足度が高いです。もし副食を追加する際は、塩分をとりすぎないよう注意してください。
塩気がありさっぱりとしたウメ缶は、夏場など汗をかく時期にピッタリの非常食です。
どんなときもウメとごはん ウメ缶の原材料・アレルギー成分など
内容量 | 80g(アルファ米60g・梅20g) |
メーカー | 永岡食品(株) |
賞味期限 | 製造から5年 |
成分表 | 【アルファ米】 エネルギー:384kcal たんぱく質:6.1g 脂質:0.8g 炭水化物:88.2g 食塩相当量:0.02g 【梅干し】 エネルギー:41kcal たんぱく質:1.0g 脂質:0.3g 炭水化物:8.6g 食塩相当量:19.8g |
原材料 | 米(和歌山県産)、梅(和歌山県産)、食塩 |
アレルギー物質表示 | – |
どんなときもワカメとごはん ワカメ缶

次はワカメ缶です。こちらもプラスチックの蓋付きです。蓋は調理に必要なので、備蓄するときは蓋をなくさないよう注意してください。

ラベルには食材の解説が付いています!ワカメごはんの非常食は数ありますが、希少なワカメを使用したワカメごはんは、とても珍しいですよね。

開封するとスプーンとアルファ米の小袋が入っているのが見えます。

ウメ缶に比べ、ごはんにうっすらと色がついているように見えますが、味つけは塩だけなので、調味料の色ではなさそうです。

缶にごはんを投入します。

ワカメが静電気で袋にくっついてしまい、全部出しきるのがかなり難しかったです。希少なワカメなので、がんばってスプーンでかきだします。

お湯、水を入れて、スプーンでしっかりかき混ぜます。
お湯をいれると缶が熱くなります。やけどの恐れがありますので、お湯を使う場合はやけどには十分注意してください。

かき混ぜたら蓋をして、お湯なら15分、水なら60分待ちます。

そして出来上がりがこちら。お湯を入れる前は色がついているように見えましたが、できあがりのごはんは白いです。

しっかりほぐしていただきます!
ごはんはウメ缶同様にモッチモチ!ごはんのモチモチさは、やはり気のせいではなかったようです。このシリーズのごはんはモチモチです。
そしてこれまで食べた中で、塩気のきいたワカメごはんです。ワカメの風味もよく、塩気が強めなのでモリモリ食べられます。ワカメごはん好きの方に、ぜひおすすめしたいワカメごはんですね。
どんなときもワカメとごはん ワカメ缶の原材料・アレルギー成分など
内容量 | 60g |
メーカー | 永岡食品(株) |
賞味期限 | 製造から5年 |
成分表 | エネルギー:371kcal たんぱく質:7.8g 脂質:0.9g 炭水化物:83.0g 食塩相当量:2.89g |
原材料 | 米(和歌山県産)、ワカメ(和歌山県産)、食塩(和歌山県産) |
アレルギー物質表示 | – |