
今回ご紹介の非常食はコチラ あすなろ福祉会『フリーズドライご飯』
今回ご紹介するのはフリーズドライ製ご飯の非常食です。
ご飯系の非常食といえばアルファ化米が主流ですが、今回はフリーズドライ製。フリーズドライ製品の非常食って、ありそうで実はあまりないんですよね。
アルファ化米とフリーズドライ米との違い
アルファ化米とフリーズドライ米の違いについて調べてみたところ、日本で初めてアルファ化米を開発した尾西食品のサイトでは、下記のように記載されていました。
アルファ米とは、炊きたてごはんのおいしさをそのままに、急速乾燥したもの
一方、フリーズドライについては同ページ内のQ&Aにて下記のように記載されています。
フリーズドライは、冷凍のまま完全に乾燥させたもの
両方とも製法が似てはいますが、フリーズドライには冷凍の工程が含まれているため、食感等に違いがあります。
またアルファ化米はお湯や水で戻さないとカチカチで食べられませんが、フリーズドライの場合はそのままでも食べる事が可能なものが多いです。
ちなみにフリーズドライ製のご飯といえば、永谷園の非常食が有名です。
製造は北海道のあすなろ福祉会
あすなろ福祉会といえば以前災害備蓄用パンをご紹介しました。
北海道の社会福祉法人で、就労継続支援B型事務所などを運営しています。平成5年の北海道南西沖地震をきっかけに、災害用備蓄用食品の製造を開始し、災害備蓄用のパンやご飯、ビスケットなどの製造をしているそうです。
フリーズドライご飯は全部で3種
現在発売されているのは、白飯、まいたけ、五穀ごはんの3種です。
賞味期限は7年
賞味期限は7年と非常に長く、防災備蓄するには十分な長さです。フリーズドライなので軽く、非常用持ち出し袋用にも最適です。
フリーズドライご飯 白米を実食

あすなろ福祉会の非常食は濃緑色の印象がありますが、今回のフリーズドライご飯にはエメラルドグリーンが使われています。
派手なので、備蓄箱の中でも見つけやすいですね。

パッケージの裏には作り方や原材料などの記載があります。
作り方

作り方については、既存のアルファ化米とほとんど同じで、水か熱湯を注いで待つだけです。
ただこちらの製品は、水と熱湯どちらも同じ戻し時間(15分)なのですが、プラスで蒸らし時間があります。熱湯は15分なのですが、水で調理する場合は50〜60分と調理時間は長めです。
ただアルファ化米と違いこちらはフリーズドライなので、いざというときはそのままでも食べることが可能です。本当に食べられるか、あとでちょっと食べてみようと思います。
パッケージを開封

袋を開封すると、中にはスプーンとお米のパックが入っています。

こうしたご飯系の非常食のほとんどは外袋に直接お米が入っているのですが、こちらの製品はお米が真空パックになっています。
フリーズドライ製品は湿気に弱いため、アルミパックでしっかり真空密閉してあります。これで保存料不使用で7年保存できるのはすごいですね!
フリーズドライご飯の調理開始

パックを開封し、外袋に移し替えます。

この移し替えが結構たいへんで、パラパラの軽いご飯がこぼれてしまわないよう、作業には注意が必要です。

頑張って移し替えたのですが、ぶきっちょのため、テーブルにたくさんお米が落ちてしまいました…。もったいないので全部袋に拾って入れています。

ご飯を移し終えたら、今度は袋の内側にある注水線までお水、もしくは熱湯を注ぎ入れ、スプーンでよくかき混ぜます。
軽いのでお湯を入れると浮かび、注水線が見えなくなるのが難点。必要な水や熱湯の量約150mlとあるのですが、水や熱湯を目分量で入れる場合は、かき混ぜたあとにちょい足ししてもいいかもしれません。
かき混ぜ終えたら、上部のチャックを閉めて、出来上がりまで待ちます。
待ち時間は水、熱湯ともに15分です。
15分後

熱湯を注ぎ、15分経過したので開封し、スプーンでしっかりとかき混ぜます。
もうほぼ出来上がっているので、時間がないときはこのまま食べても問題ないと思いますが、美味しく食べるには作り方にならって、チャックを再度閉めて15分(水で調理した場合は50〜60分)待ちます。
完成

15分待って完成です!
若干、あのフリーズドライ独特のスポンジ感が食感に残りますがそこまで気にならず、出来上がりはアルファ米とほぼ変わりません。
水っぽさもなく、これならカレーをかけて食べても違和感はありません。
ちなみに調理前に試しにそのまま食べてみましたが、お菓子のパフのようなふっくらさはなく、芯が残ったような硬さがありました。そのままでも食べられないことはありませんが、緊急時以外は調理して食べたほうがこちらは美味しいですね。
フリーズドライご飯 白米の原材料・アレルギー成分など
| メーカー | 社会福祉法人あすなろ福祉会 |
| 内容量 | 80g(できあがり約230g) |
| 賞味期限 | 製造から7年 |
| 成分表 | エネルギー:321.6kcal たんぱく質:5.7g 脂質:1.4g 炭水化物:71.5g 食塩相当量:0.03g |
| 原材料 | うるち米(北海道産100%) |
| アレルギー物質表示 | 特定原材料28品目不使用 ※本製品は「小麦、大豆、ごま、乳、オレンジ」を含む製品と同じ工場で製造しています |
フリーズドライご飯 五穀ごはんを実食

パッケージ写真だけを見ると、豆ごはんと勘違いしそうですが、こちらの製品は『五穀ごはん』です。
五穀ごはんとは、5種類の穀物とお米を一緒に炊いたごはんのことです。

原材料を見ると、こちらの製品には『大豆、押しはだか麦、ごま、玄米、キヌア』の5種の穀物プラス枝豆と小豆も入っているようです。
パッケージ写真が豆ごはんのように見えるのは、大豆と枝豆、小豆が入っているからのようですね。

開封すると、中にはフリーズドライご飯の入った小袋とスプーンが入っています。

小袋を開封し、中のご飯を外袋に移し替えます。
その後熱湯、もしくは水を注水線まで入れます。しっかりと混ぜてからチャックを閉め、15分待ちます。

15分経過したら、スプーンでよくかき混ぜ、再度チャックを閉めて蒸らします。水での調理であれば50〜60分、熱湯調理なら10分待ったら出来上がりです。

できあがりはこんな感じです。穀物も豆もしっかりと入っています。
ご飯は味付きで、ほんのり醤油味。塩気がほどよくて美味しいです。
これはおにぎりにしても美味しいはず!
豆の味や食感が、アクセントになっているのもいいですね。
フリーズドライご飯 五穀ごはんの原材料・アレルギー成分など
| メーカー | 社会福祉法人あすなろ福祉会 |
| 内容量 | 80g(できあがり約230g) |
| 賞味期限 | 製造から7年 |
| 成分表 | エネルギー:327.2kcal たんぱく質:8.6g 脂質:3.4g 炭水化物:66g 食塩相当量:1.32g |
| 原材料 | うるち米、加工穀類(大豆、押しはだか麦、ごま、玄米、キヌア)、ウーロン茶、枝豆、小豆、醤油(食塩、脱脂加工大豆、小麦、アルコール)、食塩、砂糖/配合調味料(L-グルタミン酸Na、リボヌクレオタイドNa)、pH調整剤(原材料の一部に小麦・大豆・ごまを含む) |
| アレルギー物質表示 | 小麦・大豆・ごま ※本製品は「乳、オレンジ」を含む製品と同じ工場で製造しています |
フリーズドライご飯 まいたけごはんを実食

最後はまいたけごはんです。

原材料を見ると、まいたけ以外にも人参やごぼうが入っています。調味料も醤油や料理酒、みりん風調味料、砂糖としっかりめの味付けに期待大です。

袋を開封すると、中にはフリーズドライご飯の小袋とスプーンが入っています。

小袋を開封し、外袋にフリーズドライご飯を移し替えます。野菜がたっぷり入っているのが、見た目にも分かります。
熱湯、もしくは水を注水線まで注ぎ入れた後、付属のスプーンでしっかりとかき混ぜてから、上部のチャックを閉めます。

15分経過後、チャックを開けてスプーンでほぐしたら、またチャックを閉めて蒸らします。
熱湯調理なら10分、水なら50〜60分待ったら出来上がりです。

開封するとだし醤油の良い香りがします。
野菜もごぼうや舞茸が大きめで、たっぷり入っています。野菜がシャキシャキしていて食べ応えあって、美味しい!
塩気がしっかりあり、濃いめの味付けなので、これひとつでも満足できそうです。こちらも余ったら、おにぎりにしておくといいですね。
時間が経って冷えても、美味しく食べることができました。
フリーズドライご飯 まいたけごはんの原材料・アレルギー成分など
| メーカー | 社会福祉法人あすなろ福祉会 |
| 内容量 | 80g(できあがり約230g) |
| 賞味期限 | 製造から7年 |
| 成分表 | エネルギー:320kcal たんぱく質:6.1g 脂質:2.7g 炭水化物:67.8g 食塩相当量:2.23g |
| 原材料 | うるち米、まいたけ、人参、ごぼう、醤油(食塩、脱脂加工大豆、小麦、アルコール)、料理酒、みりん風調味料(水飴、米および米こうじの醸造調味料、醸造酢)、食塩、砂糖/配合調味料(L-グルタミン酸Na、リボヌクレオタイドNa)、酸味料(クエン酸)(原材料の一部に小麦・大豆を含む) |
| アレルギー物質表示 | 小麦・大豆 ※本製品は「ごま、乳、オレンジ」を含む製品と同じ工場で製造しています |

