
今回ご紹介の非常食はコチラ!米々軒(まいまいけん)『鶏ごぼうご飯』『ビーフカレー』
今回ご紹介の非常食は、別途水もスプーンも不要!これひとつで完結できるアルファ米の非常食米々軒の『鶏ごぼうご飯』『ビーフカレー』です。
こちらは、株式会社ヤギショーの製品で、アルファ米に具沢山のレトルトスープが付属している非常食です。
アルファ米の調理には、水の代わりにレトルトスープを用いるため、水やお湯を準備する必要がなく、水が貴重な災害時でも、水の消費を気にせず気軽に食べることができます。
ヤギショーは、静岡県藤枝市に拠点を置く玄米茶の老舗で、2011年の東日本大震災を受けて、保存食としてのアルファ化米の製造を開始。2014年より本格的にアルファ化米の生産をスタート。現在も麦茶などのお茶製品とアルファ化米を製造販売する、地域に根付いた企業です。
賞味期限は3年
米々軒シリーズの賞味期限は、製造から3年です。
長期備蓄が可能なため、災害用備蓄に最適です。
米々軒シリーズは全部で5種
米々軒シリーズには、実は鶏ごぼう飯とビーフカレーのほかに、甘口キーマカレーやかつお飯、かつおトマトライスがあります。
こちらもまた購入できたら実食し、ご紹介したいと思います。
保存食なのに、うまい!鶏ごぼうご飯を実食

パッケージは結構大きめで、B5サイズほどあります。
おしゃれなパッケージで、色合いもかっこいいです。

パッケージ裏には、調理方法のほか、成分表示や原材料などが記載されています。

外袋を開封すると、中にはアルファ米がはいったごはん袋と、レトルトパウチ、スプーンが入っています。
外袋が大きいので、食べ終わったあとのゴミをまとめるのに役立ちます。
作り方
作り方はパッケージの裏に記載されています。
基本的には、既存のアルファ米の作り方と同じです。

- 手順①袋を開封する
- 手順②スープを入れる
- 手順③チャックを閉め、出来上がるまで待つ
待ち時間:常温なら60分、レトルトスープを湯煎で温めた場合は20分
※温かいご飯を食べる場合は、事前にレトルトスープを湯煎で温めておきます。もしくはアルファ米とレトルトスープを器に移し、レンジで温める方法もあります。
調理開始

手順通り、まずはごはんの袋の上部を切り取って開封し、中から脱酸素剤を取り出します。それから、袋が安定して立つように、底をしっかりと広げます。

レトルトスープを開封し、ごはんの袋の中に入れます。袋の中に具材が残らないよう、しっかりとかき出してください。

付属のスプーンでかきまぜます。このとき、アルファ米にまんべんなくスープが行き渡るよう、底のほうからしっかりとかき混ぜてください。

かき混ぜたら、上部のチャックを閉めます。
レトルトスープを常温のまま使用する場合、60分待ちます。事前に湯煎で温めておいた場合は、20分待てば出来上がりです。
※レトルトスープを単体で電子レンジで温める場合は、パッケージがレンジ対応品ではないため、必ず器に移してから温めてください。
※電子レンジでアルファ米の調理も可能です。その場合は、深めの器にアルファ米とレトルトスープを入れ、かき混ぜてから電子レンジ500wで5分加熱します。その後、1〜2分庫内で蒸らして完成です。
出来上がり

今回は常温のスープを使ったので、60分待ちました。出来上がり後は、しっかりとかきまぜて完成です。

60分でやや芯が残るかも?くらいでしたが、それほど食感に影響なく、美味しく食べることができました。ただ、レトルトスープが冷たすぎると吸収しづらいかもしれませんので、冬場は少し長めにおいたほうがいいかもしれません。
味はやや薄めですが、スープでご飯を戻しているので、全体的にしっかりした味付けになっています。
だしのきいた醤油味で、ごぼうや鶏肉のうまみがしっかりとでていました。肉や野菜が大きく、具だくさんなのが嬉しいですね!
スープが付いているので、水の量で失敗する心配もなく、入れて待つだけでちょうどいいご飯が食べられるのはありがたいですね。
ただ温かいごはんを食べようと思ったら、湯煎する必要があります。それがちょっと手間に感じますので、どうせ湯煎するなら、耐熱ポリ袋にアルファ米とレトルトスープをまとめて入れ、そのまま湯煎調理しても良いかもしれません。
その際の調理時間の目安は、通常のアルファ米を湯煎調理するのと同じく5分湯煎し、5分程度蒸らしをして出来上がといったところでしょうか。実際どれくらいで完成するか、またチャレンジしてみないといけませんね!
あとスプーンが、コンビニでもらえるスプーンくらいの大きめサイズなので、かなり食べやすかったです。
鶏ごぼうご飯の原材料・アレルギー成分など
内容量 | レトルトスープ:180g アルファ化米:80g |
賞味期限 | 製造から3年 |
成分表 | エネルギー:354kcal たんぱく質:9.6g 脂質:2.0g 炭水化物:74.5g 食塩相当量:2.3g |
原材料 | 鶏ごぼうご飯スープ:野菜(ごぼう、にんじん)、鶏肉(ブラジル産)、しょうゆ、清酒、濃縮チキンブイヨン、本みりん、風味調味料、食塩/調味料(アミノ酸等)、(原材料の一部に小麦、鶏肉、大豆、乳を含む) アルファ化米:うるち米(国産) |
アレルギー物質表示 | 小麦、乳、大豆、鶏肉 |
保存食なのに、うまい!ビーフカレー

こちらはビーフカレーです。パッケージが黄色なので、カレーだとわかりやすいですね!

背面に作り方や成分表示、原材料などの記載があります。アレルギーがある人などは、しっかりと確認してから食べるようにしてください。

ビーフカレーを開封すると、鶏ごぼうご飯と同様に、アルファ米の入ったごはんの袋と、レトルトスープの袋、スプーンが入っています。
作り方は鶏ごぼうご飯と同じ

作り方も共通で、ご飯を開封後、脱酸素剤を取り出し、レトルトスープを入れ、しっかり混ぜてからチャックを閉めて、待つだけです。
待ち時間も、常温であれば60分、レトルトスープを温めてある場合は20分で完成です。
ただやはりビーフカレーというだけあり、お肉の油脂が固まって少し塊になっていますので、カレー本来の美味しさを堪能したいのであれば、湯煎、もしくは電子レンジ調理をしたほうがいいかなと思います。

今回ビーフカレーも、常温のまま調理をしました。60分待った状態がこちら。食べる前にしっかりと混ぜてほぐします。

トマトの酸味がきいた大人のビーフカレーの味!実際作って食べてみると、固まった油脂は気にならなくなります。
ビーフカレーというだけあり、結構大きめの角切り肉が入っています。肉は硬めでしっかりした食感があり、食べ応えあり!反面、嚥下の難しい人は要注意です。
常温のままでも十分美味しいですが、温めると肉も柔らかくなりご飯とカレーの馴染みがよくなるので、やはり肉入りのカレーはなるべくなら温めて食べたほうがいいのかも。
災害時に水の心配がいらないのはやはり心強い
スープを温めるには湯煎など準備がいるとはいえ、アルファ米を戻すためのスープが製品に付属していれば、調理に回す予定だった水を飲み水に使えるわけですから、とてもいいですよね。
このようなひとつで完結する非常食はとてもありがたいです。
とても便利なレトルトスープ付きのアルファ米は、居住スペースの問題で飲料水の大量備蓄が難しい人などにおすすめの非常食です。
ちなにみIZAMESHIにも似たような製品があります。
こちらも同様に、アルファ米にレトルトスープが付属した商品です。こちらもおすすめです!
ビーフカレーの原材料・アレルギー成分など
内容量 | レトルトスープ:180g アルファ化米:80g |
賞味期限 | 製造から3年 |
成分表 | エネルギー:404kcal たんぱく質:12.2g 脂質:4.0g 炭水化物:79.8g 食塩相当量:2.5g |
原材料 | ビーフカレースープ:野菜(たまねぎ、にんじん)、牛肉(オーストラリア産)、トマトペースト、ビーフエキス調味料、カレー粉、マンゴチャツネ、食用大豆油、チキンエキス調味料、砂糖、食塩、にんにく/調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、(一部に牛肉・大豆・鶏肉を含む) アルファ化米(白飯):うるち米(国産) |
アレルギー物質表示 | 特定原材料/なし、特定原材料に準ずるもの/牛肉、大豆、鶏肉 |